台風10号通過後も土砂災害に十分注意を
台風10号が県内から遠ざかったが、土砂災害への注意が必要。
過去の雨量が多かったため、大気状態が不安定で降水量が予想される。
愛南町と久万高原町の警戒情報は解除されたが、引き続き注意が必要。
台風10号は県内から遠ざかりましたが、これまでに多くの雨が降ったことから土砂災害に十分な注意が必要です。
降り始めからの雨量は宇和島で平年の8月の1カ月分よりも100ミリ以上多くなったほか、松山でも平年の1カ月分を観測しました。
ただ、暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となっていて、1日正午までの降水量は県内の多いところで40mm~60mmと予想されています。
松山地方気象台では土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。
愛南町と久万高原町に出された「土砂災害警戒情報」はけさ解除されたほか、宇和島市などに出されていた「避難指示」もすべて解除されていました。