「かなり強い風の痕跡」宮崎市の突風 気象庁が調査
気象庁が宮崎市での突風被害を調査し、被害の状況や突風の種類を確認。
調査班が建物の被害を確認し、住民の証言を元に風の規模を推測。
気象庁は発生した突風を竜巻と推定し、風速約60メートルだったと発表。
8月28日深夜の宮崎市での突風被害を受け、気象庁が現地で調査を行いました。
調査は宮崎市大淀川南部の赤江、大淀地区、それに大塚町にかけての広い範囲で10人態勢で行われました。
調査では、建物の被害などを見て回り、住民から聞き取った情報などと照らし合わせ、突風の種類や突風がどう動いたかなどを調査しました。
(気象庁 機動調査班 金山智教さん)
「被害の状況的には大きくて、かなり強い風が吹いたという痕跡も見られます」
「聞き取りの中からも風の規模というのはある程度は推測できてきております」
また気象庁は8月28日午後2時ごろに宮崎市佐土原町で発生した突風については風速およそ60メートルの「竜巻」と推定されると発表しました。