【山口】台風10号 山口県に最接近 土砂災害に警戒

AI要約

台風10号が北上し、山口県に接近中。強風と大雨による被害が発生。

空き家倒壊や最大観測史上の雨量記録を更新。

土砂災害などに厳重警戒が必要。自主避難者も出る状況。

【山口】台風10号 山口県に最接近 土砂災害に警戒

台風10号は、九州北部をゆっくり北東に進んでいて現在、山口県に最も接近しているとみられます。

暴風域はなくなりましたが、山口県内全域が風速15m以上の強風域に入っています。

下関市上田中町では29日の夜、古い空き家が倒壊しました。

=通報した人=

「すごい音がしたような気がして夢うつつの中で。気になって外に出たらこの状態だった。」

宇部市では、24時間雨量が202.5mmと8月の観測史上最大を観測しました。

西岐波ふれあいセンターには、最大で20人が自主避難し不安な夜を過ごしました。

=自主避難した人=

「近くの川の氾濫で床上浸水になることが心配。避難したに越したことはない。」

気象台は、これまでの大雨で地盤が緩んでいるとして、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。