「被災者の置かれた立場に配慮する」仙台高等裁判所 長官に小野瀬厚氏が就任 東京高裁判事など歴任

AI要約

仙台高等裁判所の新しい長官に小野瀬厚氏が着任し、東日本大震災関連の継続している訴訟について取り組む意向を示した。

小野瀬氏は東京都出身で、東北で初めての勤務となる。裁判手続きのデジタル化への取り組みも抱負として語った。

「被災者の置かれた立場に配慮する」仙台高等裁判所 長官に小野瀬厚氏が就任 東京高裁判事など歴任

仙台高等裁判所の新しい長官に小野瀬厚氏が着任し、東日本大震災関連の継続している訴訟について「被災者の置かれた立場に配慮し、適正迅速な裁判の実現に向けて取り組んでいきたい」と抱負を語りました。

8月16日付けで仙台高等裁判所の長官に着任したのは、東京都出身の小野瀬厚氏(63)です。

小野瀬氏は東京大学を卒業後、東京高裁の判事や法務省民事局長などを歴任してきました。東北では初めての勤務となります。

仙台高等裁判所 小野瀬厚長官:

「東日本大震災の関係する訴訟が管内の裁判所で多数継続している。被災者の置かれた立場や状況を十分に配慮し、引き続き適正迅速な裁判の実現に向けて取り組んでいきたい」

また、裁判手続きのデジタル化へ向けた準備を進め適正かつ迅速な紛争の解決に資するよう取り組んでいきたいと抱負を話しました。