【速報】岡山女児虐待死 母親に検察側が懲役10年求刑 岡山地方裁判所

AI要約

岡山市で交際相手と共謀して幼い娘に虐待を繰り返し、死なせた罪で懲役10年を求刑されている西田彩被告の裁判が行われている。

西田被告は娘を押し入れに放置し低酸素脳症で死なせたほか、鍋の中に立たせたなどの強要の罪にも問われている。

裁判では西田被告が一部否認し、弁護側は共謀が成立しないと主張している。

【速報】岡山女児虐待死 母親に検察側が懲役10年求刑 岡山地方裁判所

 岡山市で交際相手の男と共謀して幼い娘に虐待を繰り返し、死なせた罪などに問われている母親の裁判員裁判で、検察側が懲役10年を求刑しました。

 逮捕監禁致死と強要の罪に問われているのは、岡山市の無職、西田彩被告(36)です。

 起訴状などによりますと、西田被告は2021年9月、当時の交際相手ですでに有罪判決が確定している船橋誠二受刑者(41)と共謀し、岡山市の自宅で娘の真愛ちゃん(当時6歳)の体に布団を巻き付けて押し入れに放置し、2022年1月低酸素脳症で死なせたとされています。

 他にも、いすの上に置いた鍋の中に長時間立たせたなどとして、10件の強要の罪に問われています。

 8月20日の初公判で、西田被告は「自ら率先して虐待したわけではない」と起訴内容を一部否認し、弁護側は共謀は成立しないと主張していました。