曲木の技術を使って椅子づくりに挑戦! 子どもたちが飛騨の匠の技を学ぶ 岐阜県高山市

AI要約

飛騨の匠の技を伝える木工体験教室が開かれ、小学生が曲木を使った椅子づくりに挑戦。

参加者は曲木技術や椅子づくりを体験し、高さ36センチ幅45センチの椅子を一本も使わずに組み立て。

出来上がった椅子はぎふ木遊館サテライト施設に寄贈される予定。

曲木の技術を使って椅子づくりに挑戦! 子どもたちが飛騨の匠の技を学ぶ 岐阜県高山市

  飛騨の匠の技を伝える木工体験教室が高山市にある県立木工芸術スクールで開かれ、小学生が曲木を使った椅子づくりに挑戦しました。

  これは高山市の子ども夢創造事業の一環で、飛騨の家具づくりに欠かせない木材を蒸気で蒸して曲げる曲木技術や椅子づくりを楽しく体験するものです。今年で3回目となります。

  参加した14組28人の親子は、スクールの研修生28人の指導を受けて椅子づくりに挑戦しました。脚のパーツに接着剤を塗り、曲木の座面に差し込んでハンマーで打ったり木のクサビを打ち込んだりして形を整えます。そして、出っ張った部分をノコギリで切り落とすなどしてくぎを一本も使わず、高さ36センチ幅45センチの椅子を組み立てました。

※参加男子

  「ノコギリで切ったり色で染めたりして楽しかったです」

※4年生女子

  「サンダーという機械を使うのが楽しかったです」

  出来上がったイスのうち5脚は、今年11月に高山市西之一色町に開館予定の「ぎふ木遊館サテライト施設」に寄贈されるということです。