岩手の労働トラブル相談件数 2年連続3800件超える

AI要約

昨年度、岩手労働局によると、職場の民事上のトラブル相談件数が過去10年で最多の3822件で、2年連続で3800件を超えました。

相談内容の中で最も多いのは「いじめ・嫌がらせ」で917件であり、その他にも「自己都合退職」や「解雇」の相談も増加傾向にあることが報告されています。

「いじめ・嫌がらせ」の相談件数は4年連続で減少している一方で、「自己都合退職」や「解雇」の相談は増加しており、職場トラブルの多様化が見られる傾向にあります。

 昨年度、岩手労働局が受け付けた、職場の民事上のトラブルに関する相談件数は、過去10年で最多となった前の年度とほぼ同数でした。

 岩手労働局によりますと、職場での労働者と事業者間のトラブルの相談件数は3822件で、過去10年で最多となった前の年度より9件減少したものの2年連続で3800件を超えました。

 相談内容は「いじめ・嫌がらせ」が917件と最も多く、相談内容の20.2%を占めています。次に多いのが「自己都合退職」で732件、さらに「解雇」が524件と続きます。

 「いじめ・嫌がらせ」の相談件数は4年連続で減少しているものの、「自己都合退職」や「解雇」の相談件数はここ数年、増加傾向にあります。