南アルプス聖岳から下山中の登山歴のある女性が転倒し、額を負傷 消防と警察が救助に向かう=静岡市葵区

AI要約

東京から来た60歳の女性が南アルプスで登山中に転倒し、負傷した。

女性は意識はあるが、額を負傷しているため安静を要している。

救助隊は天候の悪化を考慮し、翌朝に救出を試みる予定。

南アルプス聖岳から下山中の登山歴のある女性が転倒し、額を負傷 消防と警察が救助に向かう=静岡市葵区

8月24日、静岡市葵区の南アルプスで、聖岳から聖平小屋の方面へ下山中の東京・練馬区の女性(60)が転倒したと、午後4時すぎ、聖平小屋のスタッフから消防に連絡がありました。

女性は岩につまずいて転倒し、額の部分を負傷しましたが、意識はあり、歩くこともできるということです。

消防は、女性に聖平小屋で安静にしているよう伝えたということです。

女性は十数人が参加した山岳ツアー客の1人で、登山歴は10年以上あるということです。

警察は女性が転倒した当時の天候について、まだ把握はできていないとしたものの、小屋にいる女性と話をしたときは、天候がかなり悪い状況だったということです。

警察や消防は24日の夜には静岡市葵区の井川周辺で待機していて、天候の様子をみながら、翌25日の朝、女性の救出へ向かうことにしています。

天候が良ければ、ヘリコプターを利用した救助も検討するということです。