祭りの熱気 心待ち 福島県二本松市の提灯店で製作作業がピーク

AI要約

創業300年を超える福島県二本松市で秋祭りの山車や太鼓台を彩る提灯の製作がピークを迎えている。

8代目浅倉祐二さんと家族が作業に励み、祭りに向けて提灯を仕上げる様子が描かれている。

10月5~7日に開催される「二本松の提灯祭り」に向け、提灯の製作が進んでおり、祭りの熱気を待ちわびている。

祭りの熱気 心待ち 福島県二本松市の提灯店で製作作業がピーク

 創業300年を超える福島県二本松市本町の浅倉提灯(ちょうちん)店で秋祭りの山車や太鼓台を彩る提灯の製作がピークを迎えている。

 8代目浅倉祐二さん(72)と妻春子さん(65)、9代目で長男の大輔さん(39)が文字の書き入れや色染めなどの作業に励んでいる。その後は防水のための油を塗り、室内の干し場で2週間ほどかけて自然乾燥させる。

 10月5~7日に開催される県重要無形民俗文化財「二本松の提灯祭り」を始め、県北地方を中心に注文が多く、10月上旬までに仕上げる。祭りばやしの熱気を待つ。