アイスランド南西部で火山噴火、昨年12月以降6度目 影響限定的

AI要約

アイスランド南西部レイキャネス半島の火山が22日に6度目の噴火。溶岩流出と噴煙上昇。避難した住民もいるが生命に危険はない。

溶岩流は漁師町グリンダビークに向かっておらず、グリンダビークの住民大部分は避難中。

地下に溜まったマグマによる火山活動の警告があり、直近の噴火は24日間続いたが、航空便への影響はなし。

アイスランド南西部で火山噴火、昨年12月以降6度目 影響限定的

[コペンハーゲン 22日 ロイター] - アイスランド南西部レイキャネス半島の火山が22日に噴火し、溶岩が流れ出し噴煙が上がっている。昨年12月以降6度目となる。

同国外務省によると、影響は局所的で噴火現場付近の地域に限られている。生命に危険はなく、付近の住民は避難している。

気象当局によると、溶岩の流れは付近の漁師町グリンダビークには向かっていない。グリンダビークの約4000人の住民は昨年11月以降、ほとんどが避難している。

レイキャネス半島では、地下にマグマが蓄積していることが調査で示されており、新たな火山活動が警告されていた。

直近の噴火は6月22日まで24日間続いていた。

首都レイキャビクのケプラヴィーク空港のウェブサイトによると、航空便に影響は出ていない。