【秋の味覚】さんま今季初水揚げ 岩手県大船渡港
岩手県大船渡港で今シーズン初めてのさんま水揚げが行われた。
2隻の船がさんまを水揚げし、台風の影響を受けて北海道でも一度水揚げを行った。
水揚げされたさんまの量は31トンで、中型サイズが中心に取引された。
23日朝、岩手県大船渡港に今シーズン初めてさんまが水揚げされました。
さんまを水揚げしたのは、大船渡市にある鎌田水産の第11三笠丸と第21三笠丸です。
2隻の船は8月8日、大船渡港を出て10日のさんま漁解禁後、台風の影響で17日に北海道でいったん水揚げしました。
その後、再び漁を行い、36時間掛けて大船渡港に戻り水揚げしました。
23日朝は宮城県の気仙沼市と女川町にもさんまが水揚げされましたが、大船渡港への水揚げ量は、去年の3.5トンを大きく上回る31トンでした。
さんまは100グラム以上の中型サイズを上回るものが中心で1キロあたり1000円から1500円で取り引きされました。
23日朝、水揚げされたさんまは25日、大船渡市で行われる「初さんま祭り」で8000匹が無料で提供されます。