飛騨牛をおいしく食べてもらおう! 焼き肉のたれの試食会 岐阜県高山市

AI要約

岐阜県のブランド和牛「飛騨牛」をより多くの人においしく食べてもらうため、JAひだと地元の高校生がコラボして焼き肉の「たれ」を開発。

飛騨高山高校の生徒たちが飛騨牛に合うたれを開発し、試作品を完成させ、飛騨牛焼肉専門店で試食会を開催。

試作たれはトマトベースとしょうゆベースの2種類で、高い評価を受けて来年の和牛甲子園に出品予定。

飛騨牛をおいしく食べてもらおう! 焼き肉のたれの試食会 岐阜県高山市

  岐阜県のブランド和牛「飛騨牛」をより多くの人においしく食べてもらおうと、「JAひだ」と地元の高校生がコラボして焼き肉の「たれ」をつくっており、そのたれの試食会が、高山市内の焼き肉店で行われました。

  JAとコラボして飛騨牛に合うたれを開発しているのは、飛騨高山高校で「飛騨牛」を育てている動物科学科肥育班の4人です。

  生徒たちは、料理研究家の宮本和秀氏の指南を受け、約16カ月、試行錯誤して飛騨トマトベースとしょうゆベースの2種類の試作品を完成させました。

  高山市花里町の飛騨牛焼き肉専門店「味蔵天国」では、生徒たちが来店客に、飛騨牛カルビとモモの切り身、試作たれを提供して食味アンケートを行いました。

  トマトベースは「肉のうまみが混ざらず、さっぱりと食べられる」。しょうゆベースは「たれが肉のうまみを邪魔せず、引き立てている」などと高評価で、海外からの観光客にも好評でした。

※生徒

  「4人で一生懸命つくり上げてきたものなので評価が高いのは大変うれしい」「いろんなお客さんに楽しんでもらうためのたれを作るということが、味で再現することが難しかったです」

  この「飛騨牛に合うたれ」は、来年1月に生徒たちが出場する和牛甲子園で発表・出品されます。