ご当地産品を商品化 大手コンビニなど 27日から販売

AI要約

郡山市制100周年記念を祝い、セブンイレブンとヨークベニマルが市産農産物を使った商品を販売する。

他にも市内企業製造の商品が販売され、ヨークベニマルは100周年記念フェアも開催する。

さらに、ファミリーマートが喜多方ラーメンをリニューアルし、新たな商品を販売する。

ご当地産品を商品化 大手コンビニなど 27日から販売

■セブンとヨークベニマル 郡山産農産物 市制100周年記念で9商品

 セブン―イレブン・ジャパン(東京都)とヨークベニマル(郡山市)は郡山市制施行100周年を記念し、市内産のなめこ、大葉、米粉を使った計9商品を27日から9月9日まで県内店舗で販売する。

 両社は郡山市と包括連携協定を結んでいる。商品は【表】の通り。セブン―イレブン・ジャパンは5商品を県内のセブン―イレブン全422店で、ヨークベニマルは4商品を浜通りの2店を除く県内78店で販売する。ナメコは鈴木農園、米粉は田中製粉がブランド米「あさか舞」を使用して提供した。

 両社の商品以外にも市内企業が製造したウイスキー、甘酒などを100周年記念商品として販売する。ヨークベニマルは27日から31日まで100周年記念フェアを各店で展開する。

 市と両社は21日、市役所で説明会を開いた。セブン―イレブン・ジャパンの鳴海健二福島・茨城ゾーンマネジャーが「市のさらなる発展のため微力ながら貢献したい」、ヨークベニマルの真船幸夫会長が「市内産の商品を広げ、郡山の良さをアピールする」と抱負を述べた。セブン―イレブン・ジャパンの鷲野博昭地区MD統括部総括マネジャー、ヨークベニマルの金子竜太商品開発室長が商品を紹介した。

 試食した品川萬里市長は「100年後も市民に愛される商品が出てきてほしい」と話した。

■郡山市制100周年記念商品

▶セブン―イレブン・ジャパン

・大葉味噌おむすび

・なめことねぎのお蕎麦

・なめこおろし

・なめこ汁

・ミルククリームボックス(酪王牛乳使用)

▶ヨークベニマル

・オクラ湯葉あんかけ(なめこ使用)

・むきエビと青さのり(松川浦産)のつまみ天

・えびとつくねの大葉揚げ

・米粉パン

■ファミマ 「喜多方ラーメン」刷新 会津地域の店舗スタッフ協力

 ファミリーマート(東京都)は昨年販売したレンジ麺「喜多方ラーメン」を刷新し、東北6県と新潟県の計1200店で27日から販売する。

 喜多方市との包括連携協定に基づく取り組み。会津地域のファミリーマート店舗スタッフ7人がスープ選びなどに協力し、商品化した。煮干しや野菜のうまみを引き出し、しょうゆスープのバランスを整えた。パッケージには市ホームページにつながるQRコードを掲載している。税込み537円。

 21日、市役所で試食会が開かれた。遠藤忠一市長や上野光晴副市長らが商品を味わった。遠藤市長は「麺もスープもまさに喜多方ラーメンのしょうゆ味でとてもおいしい」と話していた。