新湊高が新制服披露 ショー形式で紹介

AI要約

新湊高は20日、オープンハイスクールに合わせ、来年4月に採用する新しい制服を発表し、入学希望者に伝統と多様性を表す新たな制服をショー形式で紹介した。

男女ともワイシャツで、上着はブレザーとセーラージャケット、下はスラックスとスカートから選択可能で、性別の縛りをなくした新しい制服。元の制服を象徴する茶色を取り入れ、伝統を守ったデザイン。

生徒が中心となり、アンケートを実施し、新制服検討委員を設立するなど、多くの工夫を凝らして制服改定。委員の一人は新しい制服が長く愛されることを願っている。

新湊高が新制服披露 ショー形式で紹介

 新湊高は20日、オープンハイスクールに合わせ、来年4月に採用する新しい制服を発表し、入学希望者に伝統と多様性を表す新たな制服をショー形式で紹介した。

 これまで男子は詰め襟の学生服、女子はセーラー服だったが、男女ともワイシャツで、上着はブレザーとセーラージャケット、下はスラックスとスカートから選択可能と、性別の縛りをなくした。元の制服を象徴する茶色をスカートやスラックスなどに採用し、伝統も大切にした。同校によると、セーラージャケットは県内唯一のデザイン。夏服はネイビーのポロシャツ。

 昨年春から、総合的な学習の時間に生徒が中心となり、全校生徒へのアンケートなどを行い、今年4月には新制服検討委員を立ち上げた。同委員の住谷美心さん(3年)は「新しい制服が100年後も皆さんから愛されたらうれしい」と話した。