【中学受験2025】【高校受験2025】東邦音楽大附属東邦、生徒募集を停止
AI要約
東邦音楽大学附属東邦中学校・東邦高等学校は2025年度からの生徒募集停止を発表。
学園全体を川越キャンパスに集約する方針を決定し、文京キャンパスでの継続が困難と判断。
在校生へのサポートや教育活動の継続に力を入れるとしている。
東邦音楽大学附属東邦中学校・東邦高等学校は2024年7月30日、2025年度（令和7年度）から生徒募集を停止すると発表した。学園の継続的な発展を目指した新たな経営改善計画で、学園全体を川越キャンパスへ集約することを決定。文京キャンパスで附属学校を継続していくことは困難と判断したという。
同校を運営する学校法人三室戸学園は、中学から大学院・研究員・ウィーンアカデミーまでの音楽一貫教育を行っている。附属東邦中学校は1947年（昭和22年）、附属東邦高等学校は1948年（昭和23年）に設置認可。2024年3月までに中学校は2,188人、高等学校は4,989人の卒業生を輩出してきた。
今回、6月12日の理事会において、学園の継続的な発展を目指した新たな経営改善計画により、学園全体を川越キャンパスに集約することを決定。70年以上続いた中学校・高等学校の灯を消さないよう、計画策定の最終段階まで検討を重ねたが、このまま文京キャンパスで附属東邦中学校・東邦高等学校を継続していくことは困難との判断に至り、2025年度からの生徒募集停止を決断したという。
在校生に対しては、中学校、高等学校それぞれ卒業まで、ひとりひとりに寄り添って精一杯教育活動を継続していくと説明。教育の質が低下することがないよう、また、演奏会やコンサート等の行事の実施に支障が出ないよう、学園全体をあげて取り組んでいくとしている。
