沖合でプレジャーボートが転覆し乗船者から救助要請 救助されけがなし 北海道積丹町
北海道積丹町沖でプレジャーボートが転覆し、50代男性が携帯電話を使って救助要請した。
男性は海中に転落後、自力でボートを元に戻し、通話可能な状態だった。
地元の漁船が男性を救助し、けがはなかった。
北海道積丹町の沖で2024年8月18日午前、50代の男性が乗っていたプレジャーボートが転覆しました。
男性は携帯電話を防水パックに入れていたため、救助要請が可能だったということです。
プレジャーボートが転覆したのは、積丹町にある積丹岬の沖合3.5キロの海上です。
18日午前4時20分ごろ、プレジャーボートに乗っていた男性から「積丹町入舸沖でゴムボートが転覆した。救助してほしい」と118番通報がありました。
ボートに乗っていたのは札幌市の50代男性で、18日午前4時ごろ、釣りのため1人で入舸漁港を出港。
途中で波を受け転覆したということです。
小樽海上保安部によりますと、男性は海中に転落した後、自力でボートを元に戻して救助を要請しましたが、携帯電話を防水パックに入れていたため通話が可能だったということです。
その後、海保から通報を受けた地元の漁船が男性を救助しました。
男性に目立ったけがはありません。
当時の天候は曇り、北の風7メートル、波は0.5メートルで視界は良好でした。