企画展「宇宙からの手紙」 京都大学総合博物館 江戸時代の隕石からリュウグウ粒子まで

AI要約

京都市左京区の京都大学総合博物館で行われている企画展では、小惑星探査機が持ち帰った多種多様な隕石や粒子などが展示されています。

はやぶさ2が持ち帰ったリターンサンプルや京都大学が収集した隕石など、およそ180点が展示されており、特にリュウグウ粒子や曽根隕石などが注目されています。

展示物には、ウィドマンシュテッテン構造がみられる隕石や、地球外物質に触れることができる興味深い内容が満載です。

企画展「宇宙からの手紙」 京都大学総合博物館 江戸時代の隕石からリュウグウ粒子まで

小惑星探査機が持ち帰った多種多様な隕石や粒子などを紹介する企画展が、京都市左京区の京都大学総合博物館で行われています。この企画展は、小惑星探査機が持ち帰った地球外物質などをより身近に感じて宇宙に興味をもってもらおうと企画されたもので、小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰ったリターンサンプルと呼ばれる天体の欠片や京都大学が収集してきた隕石などおよそ180点が展示されています。このうち、2020年に地球へ帰還したはやぶさ2が小惑星のリュウグウから持ち帰ったリュウグウ粒子は、有機物を含んで黒くなっていて非常に小さいため、虫眼鏡を使って観察することができます。また、江戸末期、京都府京丹波町に落下し京都で発見された唯一の隕石「曽根隕石」の展示も行われています。このほか、特殊な模様をしているウィドマンシュテッテン構造がみられる隕石などたくさんの地球外物質をみることができるこの企画展は、京都市左京区の京都大学総合博物館で11月3日まで開かれています。