米アクシオム民間宇宙飛行第4弾、来春に延期–当初予定は2024年10月

AI要約

米Axiom Spaceによる民間有人宇宙飛行ミッションの第4弾「Axiom Mission 4(Ax-4)」の実施時期が2025年春以降に延期された。

Ax-4は2024年10月までに打ち上げられる予定だった。

Ax-4は、SpaceXのFalcon 9ロケットとCrew Dragon宇宙船で4人の宇宙飛行士をISSに送るミッションで、乗組員は8月初旬にヒューストンで訓練を開始した。

米アクシオム民間宇宙飛行第4弾、来春に延期–当初予定は2024年10月

米Axiom Spaceによる民間有人宇宙飛行ミッションの第4弾「Axiom Mission 4(Ax-4)」の実施時期が2025年春以降に延期された。Ax-4は2024年10月までに打ち上げられる予定だった。

 Ax-4は、Space Exploration Technologies(SpaceX)の「Falcon 9」ロケットと「Crew Dragon」宇宙船で4人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)に送るミッションだ。4人は最大14日間、ISSに滞在する。

 米航空宇宙局(NASA)は、Ax-4は「多数者間搭乗員運用パネル」(Multilateral Crew Operations Panel:MCOP)によるISS飛行の承認を待っていると述べている。Axiom Spaceはこの状況について、コメントを出していない。

 Ax-4の乗組員は8月初旬にヒューストンで訓練を開始した。Ax-4はAxiom Spaceにとって4回目のミッションとなり、すべてのミッションでFalcon 9とCrew Dragonを使用している。

 Ax-4には、ミッションのコマンダー(船長)として元NASA宇宙飛行士のPeggy Whitson氏、ミッションのパイロット(操縦士)としてインドのShubhanshu Shukla氏、ミッションスペシャリストとしてポーランドのSławosz Uznański氏とハンガリーのTibor Kapu氏の4人が搭乗する。Whitson氏以外は初の宇宙飛行。