廃棄物の搬入と埋め立て中止を指導 水から基準値超える「鉛」検出 広島県三原市の産業廃棄物処分場

AI要約

広島県三原市の産業廃棄物処分場で、浸透水から基準値を超える「鉛」が検出され、県が廃棄物の搬入と埋め立てを中止するよう指導。

県は水質検査の結果、基準値の1.7倍と1.8倍の「鉛」が2か所で検出されたことを受け、原因究明を求めるとともに行政指導を行った。

過去にも基準値を超える汚染が確認されており、再度の問題発生により関係者が慎重な対応を取っている。

廃棄物の搬入と埋め立て中止を指導 水から基準値超える「鉛」検出 広島県三原市の産業廃棄物処分場

広島県三原市の産業廃棄物処分場で、浸透水から基準値を超える「鉛」が検出されたとして、県は廃棄物の搬入と埋め立てを中止するよう指導しました。

広島県は7月24日、三原市本郷町の産業廃棄物処分場で、水質検査を実施したところ、2か所の浸透水で、基準値の1.7倍と1.8倍の「鉛」が検出されたということです。これを受け県は事業者に対し、原因の究明を求めるとともに、廃棄物の搬入と埋め立てを中止するよう行政指導を行いました。指導は8月7日付けで、事業者は11日から廃棄物の搬入を停止しているということです。この産業廃棄物処分場を巡っては、去年も排水から基準値を超える汚れが確認されるなどし県が指導していました。

【2024年8月15日】