岩手県内の労働災害1~7月 死亡7件 2023年より3人増える
労働災害による死者が7人で、前年比3人増の状況。
死傷者の総数は665人で、前年比85人減の結果。
主な業種は建設業と林業で、高齢者の安全対策を呼びかけ。
今年1月から先月末までの労働災害による岩手県内の死者は7人で、2023年の同じ時期に比べて3人増加しました。
岩手労働局のまとめによりますと、2024年1月から7月末までの岩手県内の労働災害の死傷者は665人で、2023年の同じ時期に比べて85人減少しました。
このうち死亡災害は7人で、2023年に比べ3人増えました。
業種別にみると、建設業で4人、林業で2人などで、工事現場や伐採作業に加え、7月には草刈り作業を行っていた60代の男性が腕をハチに刺されて亡くなっています。
岩手労働局は死傷者の8割を50代以上が占めていることから、特に年配の人が安全で安心して働ける職場環境を整えるよう呼びかけています。