今帰仁村で「風鈴回廊まつり」初開催 2500個の風鈴が夏の涼を演出

AI要約

イベント「第1回 なきじんそん風鈴回廊まつり」が8月13日、今帰仁村中央公民館で始まった。イベントでは風鈴が約2500個設置され、涼やかな音色が夏の涼を演出している。

今月24日には夏祭りが開催され、民謡や太鼓、フラダンスなどのパフォーマンスが行われる。キッチンカーも出店して飲食物が販売される。

今帰仁村商工会は村の魅力をPRし、交流人口を増やすことを目指している。手作りの温かみあるイベントを通じて、来年も継続し、夏の風物詩に育てたいと述べている。

 イベント「第1回 なきじんそん風鈴回廊まつり」が8月13日、今帰仁村中央公民館(今帰仁村玉城)の芝生広場で始まった。(やんばる経済新聞)

 「今帰仁村活性化イベント支援事業」の一環として初開催する同イベント。昨年、同所に風鈴を設置したところ反響があったことから、今回規模を大きくし、村外から集客して地域活性化やにぎわいを創出しようと開く。

 会場には、ガラス風鈴のほか、今帰仁村商工会女性部のメンバーや村内の保育園児らがイラストなどを描いて制作したペットボトルの風鈴を約2500個設置。涼やかな風鈴の音色が夏の涼を演出している。期間中、2000人の来場を見込む。

 今月24日は、目玉イベントとして夏祭りを開く。ステージイベントとして、「与那嶺直樹三線教室」による民謡披露のほか「いまじん太鼓」や「北山の風」による演舞、オカリナ演奏やフラダンスなど村内を中心にした市民団体がパフォーマンスを行う。そのほか、たこ焼きやクレープ、カレーなどを販売するキッチンカーも出店する。

 今帰仁村商工会の島袋禎好事務局長は「芝生広場の利活用や、沖縄の伝統的な建築手法の中央公民館も村外の人に知ってもらい、魅力をPRしたい。温かみがある手作りのイベントに仕上がった。交流人口を増やして来年も行い、夏の風物詩にしていきたい」と話す。

 今月25日まで。