飯田に二郎系ラーメン店「豚の底ヂカラ」 飲めるラーメン屋をうたい文句に

AI要約

豚の底ヂカラというラーメン店が1カ月前に飯田市でオープンした。鈴木祐二さんが姉妹店の成功を受けて出店を決めた経緯や店名の由来を語っている。

豚を使った多彩なメニューが提供され、特に祐二郎ラーメンが看板メニューとして人気のようだ。若い客たちが飲んだ後に訪れる傾向も見られる。

営業時間や定休日などの詳細も紹介されており、飲めるラーメン屋というコンセプトに合わせた店づくりが感じられる。

飯田に二郎系ラーメン店「豚の底ヂカラ」 飲めるラーメン屋をうたい文句に

 ラーメン店「豚の底ヂカラ」(飯田市中央通り3)がオープンして、8月17日で1カ月がたつ。(飯田経済新聞)

 姉妹店の「お食事処 藍花」(上郷飯沼)を経営する鈴木祐二さんが、夜時間帯の集客を考え、居酒屋などの飲食店が多い中心市街地への出店を検討していたところ、良い立地条件の店舗物件に空きが出たことを聞きつけ、オープンに至ったという。

 店名の「豚の底ヂカラ」について、鈴木さんは「インパクトのある名前にしたかった。内蔵から骨まで豚は捨てるところがないほど優秀で、その素晴らしさを伝えたかった」と、店名に込めた思いを話す。席数はカウンター12席。ラーメンをはじめ、肉汁ギョーザ、シューマイ、野菜炒め、豚もつ煮など、ほぼ全てのメニューで豚を使う。

 看板メニューのラーメンは「二郎系をベースにしたオリジナルのラーメン」と鈴木さん。店主自身の名前と二郎を組み合わせたメニュー名の「祐二郎ラーメン」(1,000円)は、太麺を使い、しょうゆベースで10時間以上煮込んだ豚骨スープに、チャーシューと山盛りの野菜をのせ、背脂が浮くこってり系。二郎系を売りにしながらも、飲んだ後に食べるさっぱり系のしょうゆラーメン(並900円)、まぜそば(並900円)も用意する。

 間もなく開店から1カ月がたつ店の様子について、鈴木さんは「若い人たちが飲んだ後に来店してくれる。当店で飲んで締めにラーメンを食べる客も増えてきた」という。「『飲めるラーメン屋』もうたい文句にしているので、気軽に一杯、飲みに来てほしい」と呼びかける。

 営業時間は19時~23時(金曜・土曜は20時~25時)。日曜・月曜定休。