両監督に聞く 創成館(長崎)「左投手の攻略がカギ」 大社(島根)「勝ちたい気持ち保つ」

AI要約

長崎県代表の創成館は大社との2回戦に臨む。創成館は初の夏2勝を狙う。稙田監督は相手チームの速いランナーに注意を払う必要があると語る。

創成館は左バッターが多く、左投手との対戦がカギとなる。石飛監督はキーマンとして園山を挙げ、投手陣にも期待を寄せる。

両監督ともに勝利を目指しており、必勝法を模索している。稙田監督は3点勝負を提案し、石飛監督は各選手が役割を果たすことを期待している。

両監督に聞く 創成館(長崎)「左投手の攻略がカギ」 大社(島根)「勝ちたい気持ち保つ」

 長崎県代表の創成館は15日午後15時45分から大社(島根)との2回戦に臨む。創成館は1回戦で白樺学園(北北海道)を1-0、大社は春の選抜大会準優勝校の報徳学園(兵庫)を3-1で下してきた。創成館は勝てば初の夏2勝、県勢としては5大会連続の16強入りとなる。試合を前に、創成館の稙田龍生監督(60)と大社の石飛文太監督(42)に意気込みなどを聞いた。

 -相手校の印象や警戒する選手は。

 稙田 1回戦で報徳学園に勝っている。勢いだけでなく本当に力があることを痛感した。足が速い1番打者を注意しないといけない。他にも走れる選手が多い。惑わされないようにしたい。

 石飛 すごく強いチーム。(エースの)村田君はいい投手で簡単には打てない。打ち崩すことは考えず、打席でやるべきことをやる。結果、ヒットになればいい。打線は全員を警戒している。

 -勝負のポイントや自チームのキーマンは。

 稙田 (創成館は)左バッターが多い。左投手が出てきた時にいかに攻略するかがカギになってくる。最初に左で打席に入る向段が重要。この先勝ち上がるためにも、何人かの投手をつぎ込みたいという気持ちもある。

 石飛 勝ちたいという強い気持ちを保ち続けられるか。キーマンは園山。報徳学園戦でエラーをしたので、どう挽回してくれるかが楽しみ。投手にも期待している。気合を前面に出して投げてほしい。

 -目指す試合展開は。

 稙田 相手投手からは大量点は取れない。5点取られれば取り返す力がないので確実に負ける。3点勝負に持っていきたい。

 石飛 どんな試合をしたいなんておこがましい。自分たちは(創成館を)打てないし、打たれると思う。それぞれが打席で役割を果たしてほしい。

 -意気込みを。

 稙田 夏の甲子園で2勝はまだしたことがない。厳しい戦いになると思うが、何とか勝ちたい。

 石飛 (前の試合は)応援の力がすごかった。その人たちのためにも、自分が選手の力を引き出せるように一緒に頑張る。