【甲子園】掛川西が歴史刻むか…初の白星二つ目へ、あす岡山学芸館と激突!初戦から修正の主戦高橋「チーム助ける投球を」

AI要約

掛川西は岡山学芸館との2回戦に向けて熱い練習を行い、気持ちを高めた。

主戦の高橋投手はリラックスを意識し、自信を持って登板を熱望している。

チームは連係を見直し、負ける要素を減らすために準備を整えている。

【甲子園】掛川西が歴史刻むか…初の白星二つ目へ、あす岡山学芸館と激突!初戦から修正の主戦高橋「チーム助ける投球を」

 大会第9日の15日に、岡山学芸館との2回戦に臨む掛川西は14日、兵庫県内で約2時間の練習に臨んだ。シートノックやフリー打撃などで汗を流し、同校初となる夏の甲子園2勝へ気持ちを高めた。

 主戦高橋はフィールディングを確認。先発した初戦は緊張感から力んでしまったことを反省し、リラックスを意識したことで今は状態が上向いている。三~五回を無失点に抑えたことは自信になったといい、「自分がチームを救う投球をしたい」と登板を熱望する。

 シートノックでは内外野の連係を見直した。「負ける要素を一つでも減らすため、最後までしっかりやりきろう」と主将の山下が意図を説明。打撃練習では各打者が低く強い打球を連発した。山下は「みんなでつないで好機をものにしていけたら。目標の8強へ向け負けられない。乗り越えて次につなげたい」と決戦に備えた。

 この日も打撃投手を務めた掛川西の大石監督は、岡山学芸館との2回戦へ「やってきたことをそのままやるだけ」と万全の態勢を強調した。

 シートノックでは内外野の連係が乱れた際に選手を集め、活を入れる場面も。「自分たちの力を出せなければ後悔する。しっかり心を整え、良い顔をしてグラウンドに立てるように」と一つのプレーをやりきる普段通りの姿勢を求めた。

 静岡大会同様に、堅実に粘り強く戦う展開をイメージする。「思い通りにならなくても、その中でどうするか。勝ち上がってきているチーム同士。しぶとい戦いをしたい」と語った。