【トリプル台風発生】台風8号発生 台風7号は週末に強い勢力で関東直撃か お盆休みのUターンへの影響は?【雨・風 最新シミュレーション】

AI要約

13日、南に位置する熱帯低気圧が台風7号と8号に発達。7号は小笠原諸島に接近し、伊豆諸島や東日本に影響を及ぼす見込み。発達した台風7号は関東地方に直撃する可能性もある。

台風の進路や勢力は急速に変化し、関東地方に向かう16日から17日にかけて最も強い勢力となるおそれがある。さらに、海水温が高いため、太平洋側の影響も懸念される。

南の海上にある台風6号は熱帯低気圧に変わり、台風8号も同様の運命を辿る見込み。交通や台風情報に十分な注意が必要で、お盆休みの影響も考慮する必要がある。

【トリプル台風発生】台風8号発生 台風7号は週末に強い勢力で関東直撃か お盆休みのUターンへの影響は?【雨・風 最新シミュレーション】

気象庁によりますと、13日、日本の南において、熱帯低気圧が台風7号になりました。そして、同じく13日、日本の南において、熱帯低気圧が台風8号になりました(台風の進路と、雨と風の予想は画像でご覧いただけます)。

台風7号は発達しながら北上し、14日夕方から夜にかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。その後、15日以降、伊豆諸島や東日本に近づくおそれがあります。

台風7号は13日6時時点で、1時間に10キロの速さで東北東へ進んでいます。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。

台風7号は、今後発達しながら北上し、16日(金)から17日(土)にかけて、関東地方に直撃するおそれがあります。

また、伊豆諸島近海の海水温が30℃以上と平年より高いため、台風が強い勢力で東日本の太平洋側に近づく可能性があります。

なお、南の海上にある台風6号は、14日に勢力を落とし熱帯低気圧に変わる見込みで、台風8号は、15日に勢力を落とし熱帯低気圧に変わる見込みです。

お盆休み後半のUターンラッシュに大きな影響が出るおそれもありますので、今後の台風情報や交通情報にご注意ください。

(台風7号の進路)

●14日03時の予報

存在地域:日本の南

中心気圧:985 hPa

中心付近の最大風速:30 m/s (55 kt)

最大瞬間風速:40 m/s (80 kt)

●14日15時の予報

存在地域:父島の西約300km

中心気圧:980 hPa

中心付近の最大風速:30 m/s (60 kt)

最大瞬間風速:45 m/s (85 kt)

●15日15時の予報

強さ:強い

存在地域:八丈島の南約350km

中心気圧:970 hPa

中心付近の最大風速:35 m/s (70 kt)

最大瞬間風速:50 m/s (100 kt)

●16日15時の予報

強さ:強い

存在地域:伊豆諸島近海

中心気圧:955 hPa

中心付近の最大風速:40 m/s (80 kt)

最大瞬間風速:60 m/s (115 kt)

●17日15時の予報

存在地域:日本の東

中心気圧:975 hPa

中心付近の最大風速:30 m/s (60 kt)

最大瞬間風速:45 m/s (85 kt)

●18日15時の予報

存在地域:日本のはるか東

中心気圧:985 hPa

中心付近の最大風速:25 m/s (50 kt)

最大瞬間風速:35 m/s (70 kt)