キノコ採りや散策で山の事故相次ぐ 夏山シーズン本格化で警察も注意呼びかけ<福島県>
福島県と群馬県で山岳事故が相次ぎ、60代男性がケガを負った。
男性はキノコ採り中に滑落し大ケガ、もう1人は尾瀬ヶ原でつり橋から転倒。
警察は登山時の注意喚起を行い、事故防止を呼びかけている。
8月12日午後2時45分ごろ、福島県猪苗代町の山林で60代の男性が滑落する事故が発生した。警察によると、男性は友人とキノコ採りをしていたところ、足を滑らせて滑落し、腰などを強く打って動けなくなったという。男性は腰の骨を折る大ケガをした。
また、同じく8月12日の午後2時前、福島県と群馬県の境にある尾瀬ヶ原を散策中だった60代の男性がつり橋を渡っていたときに転倒し、頭を橋の金具にぶつけてケガをした。
防災ヘリで福島県内の病院に運ばれたが、命に別条は無いという。
警察は、山岳事故防止のため、登山の際には自分の体調や体力、力量に見合った計画を立てること、また、登山届を確実に提出し、家族などに行き先を伝え手から出かけることを呼びかけている。