【盆の入り】大切な人を懐かしんで寺には花を手にした人たちが次々と墓参りに 岩手県盛岡市

AI要約

13日は盆の入りで、盛岡市の寺に多くの人が墓参りに訪れました。報恩寺では台風の影響が心配されましたが、被害はなく、安心した雰囲気で手を合わせる人々が見られました。

滝沢市の一家は亡くなった恵弘さんのもとを訪れ、息子の活躍する部活の報告をしました。子どもたちは、亡くなった祖父を懐かしみながら、願いを込めて作った馬や牛を供えました。

訪れた人々は大切な人の思い出に浸りながら、亡くなった人たちの幸せを祈りました。

【盆の入り】大切な人を懐かしんで寺には花を手にした人たちが次々と墓参りに 岩手県盛岡市

 13日は盆の入りです。盛岡市の寺には、多くの人が墓参りに訪れました。

 盛岡市の報恩寺には13日、花を手にした人が次々に訪れました。12日の台風の影響が心配されましたが、墓石に被害はなく、訪れた人はほっとしたようすで、手を合わせていました。

 滝沢市の米沢義章さん一家は、7年前に亡くなった義章さんの父・恵弘さんに、ある報告をしに来ました。

 米沢義章さん(50)

「息子の部活が東北大会に行くことが決まりましたのでその報告をと思って」

 長男 昂大さん(中学3年)

「吹奏楽部です」「いっつも笑顔で」「優しい人でした」

 二男 一芯さん(小学4年)

「きょうは暑いから涼しくなるように」

 キュウリでつくった馬には、ご先祖様が早くこちらに来られるように。ナスでつくった牛には、ゆっくりかえってほしいという願いを込めて。訪れた人は、大切な人の在りし日の姿を懐かしんでいました。