「たくさんの患者を助けられるように頑張る」医師を目指す中高生対象の医療体験セミナー

AI要約

山口県下関市の病院で医療体験セミナーが開催され、中学生と高校生が参加した。

実際の医療器具を使った体験学習が行われ、生徒たちは縫合や胃カメラなどの体験を通じて医療の現場を知った。

将来の医療関係者を育てるため、セミナーは今後も継続される予定。

「たくさんの患者を助けられるように頑張る」医師を目指す中高生対象の医療体験セミナー

将来、医師を目指す中学生と高校生を対象にした医療体験セミナーが8日、山口県下関市の病院でありました。

県内と北九州市の中学校から10人、県内の高校から15人の合わせて25人が参加しました。

セミナーでは医療メーカーの協力を得て、実際の医療器具を使った体験学習が行われました。

さまざまな体験コーナーが設けられ、縫合では医師のアドバイスを聞きながら、生徒は悪戦苦闘しながら挑戦していました。

胃カメラの体験では人形の口からカメラを入れて、画面をみながら胃のなかを調べました。

ほとんどの生徒には初めての体験で、真剣な表情で取り組んでいました。

生徒

「やっぱり難しいなと感じました」

「医療の現場に行きたいと思っていますので、たくさんの患者を助けられるように頑張ります」

県済生会下関総合病院 森健治 院長

「将来、山口の医療を支えていく人たちを1人でも2人でも育てたい、そういう気持ちでやっています」

済生会下関総合病院では、今後もこうしたセミナーを開きたいとしています。