炎天下で豪快〝火炎樹〟 ホウオウボク満開 県道ポケット公園 鹿児島県・徳之島町亀津

AI要約

鹿児島県・徳之島町亀津地内のポケット公園にあるホウオウボクの盛りと満開状態について。炎天下で映える緋紅色の花が初の満開であり、通行人を驚嘆させている。

ホウオウボクはマダガスカル原産で、熱帯地方では世界三大花木の一つとして知られている。日本でも街路樹や公園に導入されており、台湾などでも市樹に指定されている。

亀津市街地から尾母集落方向のミニ公園に植えられたホウオウボクは、樹体が大きく約40㌢の樹径や12㍍の枝葉幅を持ち、初の一斉開花を迎えている。

炎天下で豪快〝火炎樹〟 ホウオウボク満開 県道ポケット公園 鹿児島県・徳之島町亀津

 〇…鹿児島県・徳之島町亀津地内の県道糸木名亀津線沿いのポケット公園のシンボルツリーの「ホウオウボク」が、今が盛りと満開状態だ。炎天下に豪快に映える緋紅色(ひこうしょく)の花。初の満開と見られ、往来のドライバーらを驚嘆させている。

 〇…ホウオウボク(鳳凰木、マメ科)はマダガスカル原産。熱帯地方では街路樹でおなじみの「世界三大花木」の一つ。日本では沖縄県内でも街路樹や公園樹に導入。台湾・台南市などは市樹に指定。緋紅色の花の荘厳さから別名〝カエンジュ(火炎樹)〟とも。

 〇…亀津市街地から尾母(おも)集落方向への左側のミニ公園。県徳之島事務所(建設課)によると、1998~99年度の県道路改良事業の園地整備で定植。今や樹径約40㌢、樹高7~8㍍、樹冠が傘状に広がりネムノキに似た枝葉の幅は約12㍍。花後につく豆のさや(長さ30㌢以上)もちらほら。同種では徳之島最大級の樹体で初の一斉開花とみられる。今後、真夏の名物の一つに定着しそうだ。