浜田知事 よさこい祭りは「全てやめる必要ない」「1～2週間は地震への備えを」【高知】
AI要約
気象庁が南海トラフ地震に関する臨時情報を発表
高知県内でマグニチュード7.1の地震が発生
浜田知事が地震への備えを呼びかけ
8日夕方に発生した地震を受け、気象庁は南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。浜田知事は県民に「通常の生活を送りながら地震に向けた備えを」と呼びかけています。
8日午後4時43分ごろ、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。高知県内では宿毛市で震度3などを観測。土佐清水市では午後5時46分に30センチの津波の到達が観測されました。
県内沿岸への津波注意報は午後7時に解除され、県によりますと今のところ地震や津波による被害の情報は入っていません。
気象庁は8日午後5時に評価検討会を開催し、この地震と南海トラフ地震との関連性について検討。初となる南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震が発生する可能性が普段に比べて相対的に高まっているとしています。
浜田知事は、8日午後8時に開かれた会議の中で次のように呼びかけました。
浜田知事
「発表から1～2週間程度は、通常の生活を送りながら次の地震に向けた備えを再確認をしていただきたい。例えば避難場所あるいは避難経路を確認をしておく。家族の皆さんとの安否確認手段を確認しておく。こういった備えを、通常の生活を送りながらもしっかりとしていただきたい」
よさこい祭りの開催については主催者の判断にゆだねるとしながらも「全てやめる必要はない段階」との考えを示しました。
