露地カボス、果汁たっぷり品質良好 津久見市の県南柑橘選果場で出荷作業始まる

AI要約

大分県津久見市上青江のJAおおいた県南柑橘(かんきつ)選果場で露地カボスの出荷作業が始まった。

初日は臼杵、津久見、佐伯の農家から約4トンが持ち込まれ、従業員らが選果、箱詰めに励んだ。

今季は裏年で出荷量は昨季の5~6割程度の約160トンが見込まれ、品質も良好だという。

露地カボス、果汁たっぷり品質良好 津久見市の県南柑橘選果場で出荷作業始まる

 大分県津久見市上青江のJAおおいた県南柑橘(かんきつ)選果場で2日、露地カボスの出荷作業が始まった。

 初日は臼杵、津久見、佐伯の各市の農家から約4トンが持ち込まれ、従業員らが選果、箱詰めに汗を流した。3日に関東、関西の市場に向けて出荷した。

 今季は裏年にあたり、出荷量は昨季の5~6割程度の約160トン(管内分)が見込まれている。好天が続いたことなどもあり、品質は良好で、果汁も多めだという。

 出荷作業は9月いっぱいまで続く見込み。園芸課の野中猛専任課長は「今年はハウス物の単価で高値安定が続いた。露地物もシーズンを通して高値で売れてくれれば」と期待した。