大鬼神、青般若練る 魚津・上村木七夕祭

AI要約

上村木七夕祭は魚津市で行われ、かんなくずのアジロを身につけた神様が地域の安全や無病息災を願う。

神様の一行は地元住民と練り歩き、厄払いの「大鬼神」や病気を治す「青般若」などが登場する。

七夕祭は1913年に始まり、入善町のえびす祭りを参考にしている。

大鬼神、青般若練る 魚津・上村木七夕祭

 「とやまの祭り百選」の上村木七夕祭は7日、魚津市上村木地区で行われ、かんなくずのアジロを身につけた神様が地域の安全や無病息災を願って地元住民と練り歩いた。

 厄払いの「大鬼神」や病気を治す「青般若」など神様の一行はライトアップした屋形船とともに太鼓の音色を響かせ、地区内を回った。神様と握手すると、強くたくましい子に育つなどの願い事がかなうとされている。

 上村木七夕祭保存会(佐渡和典会長)によると、七夕祭は1913(大正2)年、入善町のえびす祭りを参考にして始まった。