土岐アウトレットに日本の夏「岐阜提灯」１００個設置 アーケード区間に夏祭りムード
AI要約
岐阜県土岐市土岐ケ丘の商業施設土岐プレミアム・アウトレットには、岐阜市の伝統工芸品岐阜提灯が100個設置され、夏のムードを演出している。
施設の運営会社が初めて企画した季節の装飾で、代表的な岐阜提灯が納品された。
安藤商店が納品した提灯は和の風情があり、夏祭りの趣を楽しめる雰囲気に包まれている。
岐阜県土岐市土岐ケ丘の商業施設土岐プレミアム・アウトレットに8月から、岐阜市の伝統工芸品岐阜提灯（ちょうちん）100個が設置され、日没後は柔らかな明かりで夏のムードを演出している。9月末まで。
季節の装飾に岐阜の伝統美を取り入れようと、施設の運営会社が初めて企画した。飾られたのは、代表的な岐阜提灯である卵形の御所提灯（幅約25センチ、高さ約60センチ）で、白い紙張り。小さな菊が同色でデザインされ、上品な質感だ。
アーケードのある約60メートルの区間につるされ、灯がともると夏祭りの趣に包まれた。納品した提灯・ぼんぼり製造の安藤商店（岐阜市）は1921（大正10）年創業の老舗。澤田祐也常務は「提灯は和のもので見ると懐かしく、癒やしにつながる。良さを知ってもらえるいい機会」と話した。
同施設では今月24、25の両日、ミニ縁日のイベントがある。
