パトレイバー立ち上がる キララまつり、にぎわう 茨城・土浦

AI要約

茨城県土浦市中央の亀城公園前で、アニメ「機動警察パトレイバー」の大型ロボット「イングラム1号機」がイベントで登場した。

パトレイバーは物語設定で土浦市が舞台となっており、市民から大きな歓声が上がった。

同市の祭典「土浦キララまつり2024」では多彩なイベントが行われ、フィナーレでは山車の競演が予定されている。

パトレイバー立ち上がる キララまつり、にぎわう 茨城・土浦

茨城県土浦市中央の亀城公園前で3日、アニメ「機動警察パトレイバー」に登場する高さ10メートルの大型ロボット「イングラム1号機」が、搬送車両から立ち上がるイベントが開かれた。同市の真夏の祭典「土浦キララまつり2024」(同実行委員会主催)の一環。

パトレイバーは、物語設定で同市が舞台の一つとなっている。会場でパトカーのサイレンが鳴り響き、大型ロボットが立ち上がると、来場客からは「おー」と大きな歓声が上がった。

亀城プラザで関連するトークショーも開かれた。タレントの喜屋武(きゃん)ちあきさんと声優の千葉繁さん、メカデザイナーの出渕裕さんが登壇し、アニメの製作などを巡るエピソードを披露。県内外の約300人が会場で熱心に耳を傾けた。

この日は、市内の同公園前からJR土浦駅西口までの駅前通りが歩行者天国となり、さまざまなイベントでにぎわった。市役所前のうらら大屋根広場特設ステージでは、新郷土民謡おどりやものまねショーが披露された。歩行者天国では、地域グループなどによる「七夕おどり」が花を添え、霞ケ浦湖岸で花火も打ち上げられた。

同まつりは4日まで。フィナーレでは山車の競演が行われる。