ヒントは「It is cute.」 児童が英語クイズ作成やゲーム 三重・松阪

AI要約

三重県松阪市教育委員会は、英語活動を通じて英語でのコミュニケーション能力の向上や郷土の良さを知る取り組みを行っている。

小学生がクイズやゲームを通じて楽しみながら英語に触れ、各国の文化にも触れることで国際交流を促進している。

参加者は楽しみながら英語を学び、子供たちは人との関わり方や英語の発音、物の言い方などを学んでいる。

ヒントは「It is cute.」 児童が英語クイズ作成やゲーム 三重・松阪

 三重県松阪市教育委員会は2日午前10時から、曽原町のハートフルみくもスポーツ文化センターで「2024松阪English Camp(小学校)」を開いた。参加者たちは松阪についてクイズを作ったり、ゲームを通して英語に触れた。

 英語活動を通じて英語でのコミュニケーション能力の向上を図るとともに、国際交流を通じた人間的な成長や、松阪の歴史や文化に触れ、郷土の良さを知り、発信するという意欲を高めることなどを目的に毎年行っている。

 この日は午前10時から小学3、4年生による中学年の部を、午後1時半から同5、6年の高学年の部を実施。外国語指導助手(ALT)や小学校英語指導助手(EST)など28人が講師として参加した。

 この日は両部に子供たち計111人が参加。うち、高学年の部では、松阪市について三つのヒントを使ったクイズを作製。氏郷祭りや、市のキャラクター「ちゃちゃも」、松阪牛などについて「It is cute(かわいいです)」「This is food(食べ物です)」などのヒントを出して答えてもらった。また、それぞれの講師の下を巡って、出身国について説明を聞いた上で質問などをすると、講師手作りの〝パスポート〟に各国のシールを貼っていくなど楽しみながら理解を深めた。

 市立阿坂小学校5年・道明葵さんは「少し難しかったけど、人との関わり方など分かって楽しいです。発音とか物の言い方なども学びました」と話していた。

 米国出身で、松阪市立の小、中学校で教えるJETプログラムのALTのスージー・アギレ・デボケさん(25)は「みんなすごく元気で、英語を頑張ってくれました。松阪のいいポイントや自分の好きな物をALTに教えてくれました。英語で話すのを楽しんで、興味を持って英語を続けてほしいです」と話していた。