米軍ヘリの佐賀空港低空飛行 航空法違反容疑は不起訴 佐賀地検

AI要約

米軍ヘリコプターが佐賀空港の滑走路上空を低空飛行した問題で、佐賀地検は航空法違反容疑について不起訴処分とした。

佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイの配備計画に反対する市民2人が告発状を提出し、航空法違反容疑で捜査が行われた。

防衛省の確認結果によると、米軍ヘリコプターの低空飛行は航空法違反には該当しないとされた。

米軍ヘリの佐賀空港低空飛行 航空法違反容疑は不起訴 佐賀地検

 米軍ヘリコプターが佐賀空港(佐賀市)の滑走路上空を低空飛行した問題で、佐賀地検は航空法違反容疑について不起訴処分とした。7月31日付。「総合的に判断した結果、犯罪に当たらないと判断した」としていている。

 佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイの配備計画に反対する市民2人が告発状を佐賀県警に提出し、県警は6月に航空法違反容疑の捜査結果を佐賀地検に送付していた。

 告発状では2月28日午後0時ごろ、米軍ヘリ1機が事前連絡なく滑走路上空を低空飛行したのは違法としていた。問題を巡っては防衛省九州防衛局が6月、「航空法違反に該当しない」とする国交省への確認結果を県に回答した。