“変速機の故障と操縦士の判断ミス” 屋久島沖のオスプレイ墜落事故 米軍が調査結果を公表

AI要約

アメリカ軍のオスプレイが鹿児島県の屋久島沖で墜落した事故について、アメリカ軍は変速機の故障と操縦士の判断ミスに原因があったとする調査結果を公表しました。

事故の詳細によると、機長は異常を示す警告が表示されたにも関わらず、安全措置を取らずに飛行を継続し、結果として墜落したとされています。

報告書は機長のリスク管理の不十分さが事故につながった要因であると指摘しています。

“変速機の故障と操縦士の判断ミス” 屋久島沖のオスプレイ墜落事故 米軍が調査結果を公表

去年11月、アメリカ軍のオスプレイが鹿児島県の屋久島沖で墜落した事故について、アメリカ軍は変速機の故障と操縦士の判断ミスに原因があったなどとする調査結果を公表しました。

アメリカ軍の報告書などによりますと、事故が起きたオスプレイでは離陸してからおよそ40分後にエンジンの動力をプロペラに伝える機体左側の変速機に異常が起きたことを知らせる警告が表示されました。

通常、この警告が3回表示されると近くの空港へ速やかに着陸することになっていますが、機長はそのまま飛行を継続し、その後進路を変更しましたが、着陸前に変速機が故障し、墜落したということです。

報告書では、近くの空港に着陸するなどの安全措置をとらず、機長によるリスク管理が不十分だったことが事故につながったとしています。