富山(女子)が3位で関東へ 館山(男子)も出場権勝ち取る 中学総体剣道(千葉県)

AI要約

女子団体の富山は、関東大会出場を果たすために団結し、3位となった。

男子団体の館山は、緊張しながらもチームワークを発揮し、6位で関東大会に進出した。

他にも個人戦での入賞者や関東大会出場メンバーも決定し、競技のレベルの高さを見せた。

富山(女子)が3位で関東へ 館山(男子)も出場権勝ち取る 中学総体剣道(千葉県)

県中学総合体育大会の剣道の部が、匝瑳市の八日市場ドームで開催された。女子団体で富山が3位、男子団体で館山が6位入賞し、関東大会(8、9日、茨城県神栖市のかみす防災アリーナ)への出場を決めた。

団体戦には女子45校、男子46校、個人戦は女子46人、男子48人が出場。それぞれトーナメントで優勝と全国大会への出場権を争い、団体は6位以上、個人は3位以上を関東大会出場枠とした。

女子団体の富山は、初戦の船橋を下し、昨年度優勝の強豪校、幕張本郷との3回戦へ。勝ち進む上で幕張本郷戦は山場であると捉え、気持ちを一つに臨み、2―1で勝利した。準々決勝では3―1で八千代松陰に勝ち、準決勝で翔凜を相手に1―3で敗北を喫し、3位となった。

野口莉歩主将は「悔しい結果ではあるが、先生や地域の指導者、多くの人の指導と応援のおかげで関東大会に進めた。このチームでは初めての関東出場。全員の力でまずは予選リーグを突破したい」と意気込んでいる。

男子の館山は、佐原五との初戦を3―0、3回戦の松戸四は代表戦を制し勝ち進んだ。準々決勝で翔凜に0―3で敗れるも、ベスト8同士の関東出場決定戦で八千代松陰を相手に3―1で勝利。6位で関東への出場権を手にした。

「全員緊張していたが一度も諦めない姿勢で、チーム一番のまとまりだった」と振り返る木髙煌雅主将。「全員の力を振り絞り、今まで剣道をやってきて良かったと思えるよう、全力で挑みたい」と話した。

その他の入賞者と関東大会出場メンバーは次のとおり。=敬称略

▽富山女子=長谷川千夏、町田詩、若王子結奈、明石柚、野口莉歩、鈴木翔子、安田花菜

▽館山男子=木髙煌雅、明星蒼大、石井春成、星倫太朗、豊﨑葵、鈴木陽斗、伊勢拓翔

▽男子個人8位入賞=志村佳悟(房南中)