【陸上】女子総合は跳躍種目で27点重ねた大塚が初V 最終日の三段跳で逆転/福岡IH

AI要約

福岡インターハイの5日目、女子総合で大塚(大阪)が初優勝を果たす。

大塚は棒高跳、走幅跳、三段跳の跳躍3種目で27点を獲得し、最終日の三段跳で勝利。

東大阪大敬愛は2位、旭川志峯が3位に入るなど激しい戦いが繰り広げられた。

【陸上】女子総合は跳躍種目で27点重ねた大塚が初V 最終日の三段跳で逆転/福岡IH

◇福岡インターハイ(7月28日~8月1日/福岡・博多の森陸上競技場)5日目

福岡インターハイの5日目が行われ、女子総合は大塚(大阪)が27点で初優勝を飾った。

棒高跳、走幅跳、三段跳の跳躍3種目のみで27点を積み上げた大塚。最終日の三段跳で東大阪大敬愛(大阪)との大阪勢対決を制した。

800mで3人が決勝に残った東大阪大敬愛に対し、大塚は棒高跳で4m05の大会記録をマークした松井愛果(3年)と上山貴美恵(2年)のワンツーで対抗。3点差で最終日への勝負が持ち込まれた。

東大阪大敬愛は出場する種目がなく、勝負の行方は三段跳に懸かっていた。「私の順位によって、総合優勝するか、しないかが決まる。プレッシャーを感じないように楽しんでやっていました」と高宮ひかり(3年)。プレッシャーをはねのけ、3位に入って総合優勝を決めた。

昨年は松阪商(三重)が投てき種目のみで女子総合を制しており、舩津哲史先生は「棒高跳のワンツーから総合を意識するようになりました。公立高校で跳躍だけで優勝できたことはうれしいです。連日良い雰囲気で戦えました」と話した。

7年ぶりの優勝を狙った東大阪大敬愛が24点で2位、短距離で得点を重ねた旭川志峯(北海道)が21点で3位に入っている。