警察24時!問題でチェック強化 テレ東、コンテンツ審査室を新設

AI要約

テレビ東京はコンテンツのチェック体制を強化するために「コンテンツ審査室」を新設した。対応の背景には不適切な表現が確認された問題がある。

新設されたコンテンツ審査室は編成や制作部門とは独立した体制であり、放送倫理や社内規定の遵守を確認する役割を果たす。

これまでの「番組審査部」は廃止され、新たに室長に島田政明氏が就任した。

 テレビ東京は1日、放送番組やCMの内容に関するチェック体制を強化するため、同日付で「コンテンツ審査室」を新設したと発表した。昨年3月放送の「激録・警察密着24時!!」で関係者の名誉を傷つける不適切な表現が確認された問題などを受けた対応。室長には、同日までテレビ東京ホールディングス執行役員内部監査室長を務めた島田政明氏が就任した。

 コンテンツ審査室は編成や制作部門とは独立した体制で、放送倫理や社内規定に抵触しないかどうかを確認する。これまでは、編成部門がある「コンテンツ戦略局」内の「番組審査部」がチェック機能を担ってきたが、8日付で廃止する。