熊谷ラグビー場で「国歌を歌っておもてなし」企画 国際試合に向け再始動

AI要約

熊谷ラグビー場でのおもてなし企画、国歌を出場国と一緒に歌って歓迎するイベントが8月17日に開催

市民有志の熊谷ラグビー合唱団が企画したプロジェクトで、観客や地元の小中学校も参加して国歌斉唱を行う

対象は音楽やラグビーに興味がある人で、バンドや合唱団に参加して試合を盛り上げる

熊谷ラグビー場で「国歌を歌っておもてなし」企画 国際試合に向け再始動

 ラグビー国際試合出場国の国歌を一緒に歌うおもてなし企画「ラグビー日本代表戦3週間前イベント 国歌で歓迎を伝えたい」が8月17日、熊谷ラグビー場(熊谷市上川上)Aグラウンドで行われる。(熊谷経済新聞)

 同プロジェクトは、試合開始時の国歌演奏で、出場国の国歌を選手と一緒に歌い「おもてなし」の気持ちを表現しようと市民有志の熊谷ラグビー合唱団が企画。2019年、ラグビーW杯の試合会場となった熊谷会場では、同合唱団が事前練習を呼びかけ、試合当日は多くの観客がその場で立ち上がり、両国の国歌斉唱に参加した。市内小中学校もプロジェクトに賛同するなど、地域で「おもてなし」の取り組みが広がった。

 当日は、同ラグビー場で行われる「パシフィックネーションズカップ 2024」で対戦国・アメリカの国歌と君が代を事前練習する。合唱団代表の臼杵健さんは「熊谷ラグビー場での男子15人制ラグビー日本代表戦は2019年W杯開幕直前に行われた南アフリカ代表戦以来5年ぶり。日本代表チームには『ようこそ熊谷へ』という気持ちで、アメリカ代表チームには『ようこそ日本へ、そして熊谷へ』という気持ちを伝えたい」と意気込む。「アメリカ代表との対戦なので、ロック色を取り入れ、合唱だけでなくギタリストや楽器奏者にも参加してもらい、吹奏楽、バンド、合唱のライブになれば」とも。

 対象は日本代表戦を盛り上げたい人や、ラグビー場で演奏してみたい、歌ってみたい人など。臼杵さんは「持ち込める楽器なら何でも参加できる。もちろん歌での参加も大歓迎。ギターは電源を用意するので、自分用のアンプも持参してほしい」と呼びかける。

 14時開場。15時から合唱チーム、バンドチームに分かれて練習、演奏リハーサルを行い、16時~17時に演奏する。参加費は1人1,000円。18歳以下無料。現在、参加人数把握のため申し込みフォームで申請を受け付けている。