197年の歴史ある「加賀美流騎馬打毬」八戸三社大祭の中日 古式に則った激しい戦いに観客は「すごくエキサイティング」

AI要約

八戸三社大祭の中日、長者山新羅神社で行われた加賀美流騎馬打毬は激しい戦いが繰り広げられた。

武者たちは毬杖を使い、毬門に全ての毬を投げ入れることで勝利を目指し、迫力ある戦いを展開した。

また、山車審査では「十一日町龍組」が最優秀賞を獲得し、盛り上がりを見せた。

197年の歴史ある「加賀美流騎馬打毬」八戸三社大祭の中日 古式に則った激しい戦いに観客は「すごくエキサイティング」

7月31日に開幕した八戸三社大祭は中日を迎えました。

長者山新羅神社では県無形民俗文化財の加賀美流騎馬打毬(かがみりゅうきばだきゅう)が行われ、古式に則った激しい戦いが繰り広げられました。

毎年、八戸三社大祭の中日、8月2日に長者山新羅神社では県無形民俗文化財の加賀美流騎馬打毬が行われます。

八戸藩が武芸を奨励する目的で奉納したのが始まりとされていて、2024年で197年目を迎えました。

6人の武者は3騎ずつ紅組と白組に分かれて先端に網のついた毬杖を使い、毬門と呼ばれるゴールへ4つの毬、全てを投げ入れると勝利となります。

武者たちが毬杖で相手を防いだり、馬が勢いよく斜面を駆け上ったりして迫力ある戦いが繰り広げられました。

観客は

「実際にきょう初めて見たのですが、迫力もすごいし、伝統ある行事ですごくいいものを見た。すごくエキサイティングで楽しかったです」

「迫力があって馬文化が残っている八戸ならではなので、とても楽しい時間になりました。装束もすごくきれいで、馬装も美しくていい文化が残っているなと。これからもどんどん継承していってほしい」

また、2日は山車審査の発表も行われ、最優秀賞には「南総里見八犬伝」を題材にした「十一日町龍組」が輝きました。