葛西臨海水族園と葛西臨海公園で体験型アートイベント 蜷川実花さんら参加

AI要約

葛西臨海水族園と葛西臨海公園で開催される体験型アートイベントの概要。

水族園ではミスト演出や夜間イベントを実施し、公園では四つのアート作品を展示。

食事や入園料などの詳細情報も記載。

葛西臨海水族園と葛西臨海公園で体験型アートイベント 蜷川実花さんら参加

 体験型アートイベント「海とつながる。アートをめぐる。-Harmony with Nature-」が8月2日から、葛西臨海水族園と葛西臨海公園で開催される。(東京ベイ経済新聞)

 今年で35周年を迎える両施設が、広大な敷地の魅力を伝えるアートイベントを開催する。

 葛西臨海水族園は「海とつながる」をテーマにした企画を用意。施設を象徴するガラスドームへの愛着を表現する「ガラスドームプロジェクト」の一環として、ドームをミストで演出し、海とのつながりを表現する。8月11日~14日は開園時間を3時間延長し夜間イベント「Night of Wonder ~夜の不思議の水族園~」を行う。水槽の照明を消して、日中とは異なる生き物の様子を観察できるようにする。夜間営業期間中はガラスドームのミスト演出にライトアップを追加。限定ドリンク「キラキラ★ナイトブルー」(500円)も販売する。

 葛西臨海公園は「アートをめぐる」をテーマとし、昨年から行っている四季の花と光の演出「花と光のムーブメント」に、4つのアート作品を加える。ガラス張りの展望レストハウス「クリスタルビュー」では、蜷川実花with EiM(エイム)による「Garden of Sky(空の庭園)」を展示。花やクリスタルを使用し、建築と自然が一体化する空間を演出した。

 4万本が咲くヒマワリ畑には、メディアアーティストの落合陽一さんによる自然と人工物、生成AIにより生み出された新たな知覚のインスタレーション、映画監督の河瀬直美さんによる「自分の中に見え隠れするもう一人の自分と出会う」をテーマとした作品、現代美術家の平子雄一さんによる彫刻「Wooden Wood 73」の展示を行う。

 公園内には、期間中の土曜・日曜・祝日と8月11日~14日にキッチンカーを出店。かき氷やアイス、クレープ、ホットドッグなどの軽食や、イベントをイメージしたメニューを提供する。

 開園時間は、葛西臨海水族園=9時30分~17時(8月11日~14日は20時まで)、葛西臨海公園=9時~20時30分、クリスタルビュー=9時~17時。入園料は葛西臨海水族園のみ必要で、一般=700円、65歳以上=350円、中学生=250円、小学生以下、都内在住または在学の中学生は無料。8月18日まで。