「わー、涼しい!」猛暑の外より15度も低温 大雨対策の地下トンネル、子どもが探検

AI要約

深田川橋公園地下12メートルの雨水トンネル内は20度で涼しい。子どもたちは驚きと興味を持って探検。

トンネルは石田川1号幹線で、大雨の雨水を貯留する施設。市が開催した見学会では300メートルを往復し、子どもたちはトンネルの大きさや役割に感心。

第3向陽小1年生や第4向陽小4年生はトンネルに興味を持ち、地下施設の役割を理解。次はいろは呑龍トンネルに行きたいと笑顔で話す。

「わー、涼しい!」猛暑の外より15度も低温 大雨対策の地下トンネル、子どもが探検

 京都府向日市寺戸町の深田川橋公園の地下12メートル、真っ暗な雨水トンネル内の温度は20度。探検した子どもたちから「わー涼しい」と驚きの声が上がった。

 トンネルは大雨の雨水を貯留する施設「石田川1号幹線」。直径3・25メートルのトンネルが京都向日町競輪場駐車場から同公園までの地下を貫き、最大1万1700立方メートルを貯水できる。市が開催した見学会では、阪急東向日駅近くまで約300メートルを往復した。

 第3向陽小1年中尾田幸佑さん(6)は「コンクリートのトンネルが大きくてすごかった」。第4向陽小4年の荒木結衣さん(9)は「トンネルが街の役に立っているとよく分かった」と言い、弟の同小1年健さん(6)は「次はいろは呑龍(どんりゅう)トンネルに行きたい」と笑顔を見せた。