【新型コロナ】新規感染者が前週の1・3倍に 5週連続で増加 お盆前に感染対策の徹底を呼びかけ 広島県

AI要約

広島県では新型コロナウイルスの感染者が急増しており、先月28日までに感染者数が前週比で約1.3倍増加したと発表されました。

県内の医療機関あたりの新規感染者数も増加傾向にあり、5週連続で増加しています。県は新型コロナ医療ひっ迫警報を発表し、警戒を呼び掛けています。

保健所別の基準では、1つの医療機関あたり13人以上の感染者が出ると警報が発令されるため、警報が出されている地域も増加しています。医療体制の縮小に備え、基本的な感染対策の徹底が呼びかけられています。

【新型コロナ】新規感染者が前週の1・3倍に 5週連続で増加 お盆前に感染対策の徹底を呼びかけ 広島県

広島県は、先月28日までに新型コロナウイルスに新たに感染した人数が、前の週に比べて約1.3倍増えたと発表しました。

県によりますと、先月28日までの1週間に県内で新型コロナウイルスに新たに感染した人は、1医療機関あたり「14・37人」で、前の週に比べると約1・3倍増えて、5週連続の増加となりました。

県内では新型コロナの感染者が急激に増えていることから、先月25日から県が独自に運用を始めた「新型コロナ医療ひっ迫警報」を発表し、注意を呼び掛けていました。

保健所別でひとつの医療機関あたり「13人以上」の感染者が出ると警報が出される基準となっていて、基準に達した保健所は先週の2カ所から4カ所に増えたことで警戒を強めています。

県は今すぐに医療がひっ迫する状況ではないとしながらも、医療体制が縮小するお盆の期間を迎えることなどから、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。