水風船、暑さ吹き飛ばせ 米ノ庄地区コミセンで子供58人 三重・松阪

AI要約

三重県松阪市久米町の米ノ庄地区コミュニティセンターで水風船大会が開催され、児童たちが楽しんだ。

大会は夏の子供向けイベントとして毎年行われ、参加者は56人の米ノ庄小児童と2人の松ケ崎小児童。

児童たちは水風船投げやキャッチボールなどのゲームを楽しみ、水しぶきで水浸しになりながら笑顔で参加した。

水風船、暑さ吹き飛ばせ 米ノ庄地区コミセンで子供58人 三重・松阪

 三重県松阪市久米町の米ノ庄地区コミュニティセンター(梅田甚兵衛センター長)は30日午前10時から同所で、市場庄町の市立米ノ庄小学校と松崎浦町の同松ケ崎小学校の児童を対象に「水風船大会」を開いた。連日の暑さを吹き飛ばそうと児童たちが水風船を投げ合うなどして楽しんだ。

 同大会は、同コミセンの夏の子供向けイベントとして実施。水遊びで楽しく遊んでもらおうと数年前から毎年行っている。

 この日は米ノ庄小の56人に加え、2年後に学校統合を予定している松ケ崎小にも参加を呼び掛け、同校から2人が参加した。水風船は保護者ボランティアら6人が2千個以上作り、たらいやバケツに入れて屋外の広場に準備した。

 計58人の児童たちは5チームに分かれ、グラウンドに大きく描いた円の内側から外側の味方に水風船を投げて、割れずに残った風船の数を競ったり、2人一組で水風船をキャッチボールして、どのペアが落とさず最後まで残れるかなどのゲームをした。

 その後、互いに水風船を投げ合う〝合戦〟を行った。児童たちは両手に水風船を持つと、「おりゃー」などと声を上げて友達や保護者らを目掛けて投げつけ、投げられた相手は割れた風船の水しぶきで水浸しになりながらも笑顔で果敢に攻め返していた。

 松ケ崎小4年・前田遥香さんは「水風船大会の便りが回ってきて、楽しそうだったので参加しました。ぬれたけど楽しかった。気持ち良かったし、米ノ庄の子たちとたくさん遊べて良かったです」、米ノ庄小5年・李侑真君は「そこまでぬれなかったけど、次は積極的にぬれたいと思いました。楽しかった」とそれぞれ話した。