創立40周年でドミノ倒し 砺波南部小の校章、校名、チューリップ… 親子ら300人、式典で動画

AI要約

砺波市の砺波南部小の児童と保護者が創立40周年を記念するドミノ倒しに挑戦。約1万6千枚のドミノで様々な絵が現れ、校区の絆をアピール。

児童や関係団体が準備し、300人が参加。3回に分けて取り組み、様々な色や図柄を用いた。

最後まで倒れて絵が完成すると歓声が上がり、児童は笑顔で成果を喜ぶ。

創立40周年でドミノ倒し 砺波南部小の校章、校名、チューリップ… 親子ら300人、式典で動画

 砺波市の砺波南部小の児童と保護者が28日、同校で創立40周年を記念するドミノ倒しに挑戦した。約1時間かけてランチルームに並べた後、校章や校名、チューリップ、庄川、カイニョ(屋敷林)など20種の絵が現れると、拍手が湧いた。撮影した動画は9月28日の記念式典で放映し、校区の絆をアピールする。

 学校やPTA、公民館、教育振興会など関係団体で組織する記念行事企画部会が準備した。赤や青、緑、黄など8色のドミノ約1万6千枚を用意し、約300人が午前、午後の3回に分けて取り組んだ。

 図柄は3グループがそれぞれ6~7種ずつを制作し、しりとり形式で並ぶようにした。校名の「なんぶ」のほか、虹と40で創立40周年、クラッカーで「祝い」、トナミと20で今年市制20年を迎えた砺波市を表した。

 カウントダウンに続いてドミノが次々と倒れていくと「おー」とどよめきが起きた。一方、途中で止まってしまうと「あー」とため息も漏れた。それでも、最後まで倒れて、絵が出来上がると歓声が上がった。

 児童は3週間ほど前から休み時間などにドミノを並べる練習をしてきた。6年の池田俊希さんは「並べる時には手が震えた。ちゃんとつながってよかった」と笑顔を見せた。

 企画部会の天野宏昭部会長は「PTAの人たちが準備に頑張ってくれた。みんなで協力し、いい思い出になった」と話した。