佐賀・北川副に「鰻の成瀬」 佐賀初出店、タレント・優木まおみさんが店主

AI要約

うなぎ専門店「鰻(うなぎ)の成瀬 佐賀北川副店」が佐賀市にオープンした。

店はフランチャイズ展開し、国産よりも厳しい検査を通ったうなぎを提供している。

店主の優木まおみさんは、佐賀市内での出店を決め、優良な運営を目指す意向を示している。

 うなぎ専門店「鰻(うなぎ)の成瀬 佐賀北川副店」(佐賀市北川副町光法、TEL 070-8905-3996)が7月27日、国道208号線沿いにオープンした。(佐賀経済新聞)

 鰻の成瀬は、フランチャイズシステム開発・出店支援を手掛ける「フランチャイズビジネスインキュベーション」(東京都港区)がフランチャイズ展開するうなぎ店で、2022年9月に横浜店をオープン。2023年2月から多店舗経営を始め、今月で230店舗になる予定。ニホンウナギを海外の養殖場で育てながらも国産よりも厳しい検査を通ったうなぎを使い、関東風の蒸し焼きにし、甘めのタレで仕上げるという。職人の技術を再現するなどしてオペレーションをシステム化することで手頃な価格で提供する。

 佐賀県初出店となる「佐賀北川副店」は佐賀市出身のタレント・優木まおみさんが出店。優木さんの両親は佐賀市内で中華料理店「光楽園」を経営していたことから、いずれ自身の飲食店を持ちたいと考えていたが、実際の飲食経験がない中で鰻の成瀬と出合い、「国民食とも言えるうなぎをスタッフによらず同じ味を提供できるという仕組みに興味を持ったという。東京都内での出店も考えたが、地元・佐賀にはまだ未出店だったことから、出店を決め、6月初旬から佐賀市内を中心に居抜き物件を候補に出店先を検討。FC本部の協力を得て、本格的なうなぎの時期である7月中の開店にこぎつけた。席数はカウンター・テーブル合わせて29席。

 メニューは、「うな重」(梅=1,600円、竹=2,200円、松=2,600円、ご飯大盛り100円増し)のみ。テイクアウトに対応する。店内ではアルコールやノンアルコールドリンクを用意する。

 優木さんは「プレオープンのつもりで大きな告知もせずにオープンを迎えたが、おかげで多くの来店があり、ありがたかったが、慣れないミスもあったと思う。今後、スタッフの特性や混雑具合に応じた人員配置するなど、より良い運営を目指したい。余裕ができれば、外観をよりうなぎ店っぽくしたり、佐賀県内での複数店出店など思い描くこともあるが、まずはお客さまに喜んでもらえるよう運営していきたい」と話す。

 営業時間は11時~14時、17時~20時。