ビル一室に加熱式たばこ”の山 その数「6万2000個」“トクリュウ“の中国人ら逮捕 不正入手のクレカで電子決済…たばこ詐取疑い

AI要約

中国籍の男性6人が、クレジットカード情報を不正に使用して加熱式たばこをだまし取った疑いで逮捕された。約6万2000個のたばこが押収され、被害額は約300万円に上る。

犯行にはSNSを通じて知り合った犯罪グループと関与していたとみられ、上位の指示役の存在も示唆されている。

警察はさらなる捜査を行い、犯罪組織の解明を目指している。

ビル一室に加熱式たばこ”の山 その数「6万2000個」“トクリュウ“の中国人ら逮捕 不正入手のクレカで電子決済…たばこ詐取疑い

ビルの一室から押収されたのは、6万2000個にものぼる”加熱式たばこ”の山でした。逮捕された中国人の男ら6人の手口とは。

組織犯罪処罰法違反の疑いなどで逮捕されたのは、中国籍の会社経営・張仁竜容疑者(28)ら男6人です。

警察によりますと、張容疑者らは今年3月、兵庫県三田市内のコンビニエンスストアで、不正に入手したクレジットカード情報が登録されたスマートフォンで電子決済し、加熱式たばこ約500個(販売価格計約30万円)をだまし取った疑いなどがもたれています。

張容疑者は実行役がだまし取った加熱式たばこの回収役で、張容疑者が経営する会社のビルの一室からは、加熱式たばこ約6万2000個が押収されたということです。

また、犯行に使用されたクレジットカード情報の名義はすべて日本人のもので計160人分にのぼり、被害額はおよそ300万円にのぼるということです。

張容疑者らはSNSなどを通じて知り合った「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」とみられています。

張容疑者は調べに対し、「誰か覚えていないが、人からたばこを受け取ったことはある」などと話していて、警察はさらに上位の指示役などがいるものとみて捜査を進めています。