TGV放火 捜査関係者が見解「同一組織による計画的犯行」 仏メディア報道

AI要約

フランスの高速列車TGVの3路線で計画的な放火事件が発生し、捜査関係者が同一組織による犯行と見なしている。

線路近くの光ファイバーケーブルが切断され、可燃性の液体で放火され、運行に影響を及ぼした。

フランス当局は組織の解明に全力を注ぎ、27日以降の運行改善が見込まれる。

TGV放火 捜査関係者が見解「同一組織による計画的犯行」 仏メディア報道

 フランスの高速列車TGVの3路線で25日夜から26日朝にかけて電気設備が放火された事件で、捜査関係者は26日、犯行手口が一致していることなどから同一組織による計画的な犯行との見方を示した。

 運行の乱れは27日に大幅に改善される見通し。フランスメディアが伝えた。

 事件では、線路近くに設置された電車の運転士に安全情報を送信するための光ファイバーケーブルが切断された上で放火された。犯人らはケーブルに可燃性の液体をかけて火を付けたとみられる。

 捜査関係者は「用意周到な破壊工作」だと指摘した。アタル首相はSNSで「情報機関や捜査機関が犯罪者を処罰するため全力を注いでいる」と強調。当局が関係した組織の解明を急いでいる。